
2021年、世界的なサプライチェーンの混乱が市場に大きな影響を与え、困難な時期が続いていますが、世界中で活躍する幾つか素晴らしいリペア団体が、活動を継続させていることを賛賞します。そしてiFixitは、これらの団体と協力してリペアエコノミーを促進させてきたことを大変嬉しく思います。

私たちのパートナーシップのひとつにRepair Café 財団があり、2021年はデンマークとスイスのリペアカフェ設立を支援することができました。
また、CLIMATE BETのZero Waste Challengeに賛同し、Essential Electronics Toolkits(EET)を3つ提供し、Refuse、Reduce、Reuse、Recycle、Rot(コンポスト化)のミッションを推進するための支援を行いました。Zero Waste は、5つのRを1ヶ月間実践する中、どれだけお金を節約できるか試しました。そしてさらに重要なことは、私たちの本来の消費量はどれほど少ないかを確認できました。EETsは最も経済的な万能ツールキットで、電子機器の修理や家電製品での簡単なDIYメンテナンスを始めることができます。
昨年、Hardwear.io はオランダのPayatu BVで毎年恒例の ハードウェア セキュリティ コンファレンスを開催しました。私たちはこのイベントに協賛し、PTT(Pro Tech Toolkit)とETTツールキットを提供して、誰でも忍耐さえあれば電子製品のハードウェアにアクセスできる機会を与えました。これはデバイスを修理するだけでなく、その内側を開いて仕組みを見ることで、より安全にメンテナンスできることも含まれます。
iFixit EU本社はドイツにありますが、今年、ドイツの一部で未曾有の豪雨に伴う大規模な洪水が発生し、人命や財産が失われる事態となりました。ドイツ在住の修理人たちから、水濡れしたディスクやコンピューターから大切なデータを取り出すためのツールキットが欲しいという数多くのメールが寄せられました。多くの人にとって、これらのデバイスは高価なハイテク製品だけでなく、かけがえのない情報や思い出が詰まっています。
またドイツのメイカースペースに、洪水被害への支援金に加え、PTTツールキットも寄贈しました。メイカースペースとは、モノが動く仕組みを詳しく知りたいという好奇心旺盛な人たちが集まる拠点スペースです。支援を通じて、この地域に本社を置くメーカーがリペアビリティについて探り始めるきっかけになればと願っています。
Ndwenga e.V.は、ドイツに拠点を置き、アフリカのKinshasaで修理教育を行う非営利団体です。私たちは、彼らの活動を支援し、アフリカ大陸全体に「修理する権利」の意識を広めていることを嬉しく思っています。
もし、iFixit のサポートによって恩恵を受けることができる修理団体や組織をご存知でしたら、私たちのMeta ディスカッションスレッドで情報共有ください。

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